今回のブログネタは、ずばり「BMWの歴史」です。

「BMWの歴史」ネタは、BMWロゴと同じくウィ○ペディアや個人ブログでも数多く掲載されている内容ですよね。

とは言え、BMW専門店なのだからこのネタも当然掲載すべきでしょう!!

BMWの歴史についてはネットに様々な情報がゴロゴロ転がっています。

しかし、BMW専門店だからこそ下手な情報ソースは使えません。

身近で確実な情報ソースということで、元BMW正規ディーラーメカニックから「BMWアカデミー」の資料を拝借(>A<b

そこに書かれた「BMWの歴史」の内容を引用し、プラスしてウィ○ペディア先生も参考させていただき2015年までの内容をまとめてみました。

内容が内容だけに、文字だけなブログになりますがご了承ください。

【BMWの歴史】

1916年 4サイクル・ガソリンエンジンを発明したニコラス・オットーの息子であるグスタフオットーが経営するバイエリッシェ・モトーレン・ヴェルゲ有限会社(旧オットー航空機会社)と、カール・ラップが経営するバイエリッシェ・フルークツォイリ・ヴェルゲ株式会社(旧ラップ・モーター社)がミュンヘンの現BMW本社のある地において、航空機飛行高度記録を上昇させるプロジェクトを発足。これをもってBMW創業の年としている。

1917年 両社が合併し、航空機メーカーとしてのBMW有限会社を設立。この年に社章として現在のBMWのエンブレムが生まれる。

1918年 株式会社に改組され、BMW AG(バイエリッシェ・モトーレン・ヴェルケ・アー・ゲー)となる。この年ドイツは第一次世界大戦に敗北し、ベルサイユ条約によりエンジン生産を停止

1919年 9,760mの高度世界記録を達成。

1923年 Rシリーズ・モーターサイクルの原型となるフラット・ツイン・シャフトドライブの「R32」を発売。

1928年 ディクシー製造株式会社(元アイゼナッハ車輛製造会社)を買収。

1929年 BMW最初の自動車となる4気筒748.5ccエンジンの「BMWディクシー」を発表。

1931年 世界大恐慌

1933年 BMW初の6気筒エンジンを搭載しキドニーグリルの原点とされる「BMW303」を発売。

1937年 6気筒1971ccで80psの「BMW328」を発売。この「BMW328」は当時のモーターサイクルによるスピード記録(時速279.5km)を樹立する。

1940年 ミレ・ミニアでフシュケ・フォン・ハンシュタインの328が総合優勝する。

1942年 航空機ジェットエンジンであるBMW003を開発。

1945年 第二次世界大戦終了。BMWも軍需産業を理由に3年間の操業停止処分を受け一時解体。

1948年 操業再開し、単気筒247ccの「R24」を発売。

1951年 自動車生産を再開し、翌52年より「BMW501」を発売する。

1954年 「我々は上流階級のために製造する」の言葉とともにアルミ合金製のV型8気筒2580ccエンジンで100psの「BMW502」を発売。

1955年 単気筒256-298ccエンジンの「BMWイセッタ」として、イタリアのイソからライセンス生産して発売。

1959年 経営危機に陥り一時はダイムラー・ベンツ社への吸収合併の話が持ち上がるも、クヴァント財閥による救済によりスペシャリティー・カー・メーカーとして再発足する。

1960年 2気筒687ccエンジンの大衆車として「BMW700」を発売。

1961年 フランクフルト・モーターショーで「BMW1500」を発表。

1962年 「BMW1500」を発売。「買い手の理想に応えるノイエ・クラッセ(新しいクラス)」であると評価される。この「BMW1500」はミケロッティのデザインで、モノコックボディー、4輪独立サスペンション、前輪ディスクブレーキ、直列4気筒1499ccエンジンを搭載し、キドニーグリルも復活されている。前年に発売された「BMW700」と「BMW1500」の成功により経営は改善され、BMWは販売規模を拡大することとなる。

1966年 ジュネーブ・ショーで「BMW1600-2」を発表。同年にハンス・グラース社を買収しディンゴルフィング工場を獲得することで工場を拡張増設する。

1968年 「BMW2002」を発売。ビッグ6の第一号となる「BMW2500」もこの年に発売される。

1971年 「BMW3.0CS」を発表しBMW特有のスポーツクーペを確立。

1972年 BMW AG本社ビルが完成。この年に初代5シリーズとなる「E12」を発売。

1973年 BMWで初となるターボエンジンを搭載した「BMW2002ターボ」を量産市販車として生産を開始。同年、南アフリカのロスリンに、ドイツ国外として初めての生産拠点を設ける。

1975年 初代3シリーズとなる「E21」を発売。

1976年 初代6シリーズとなる「E24」を発売。

1977年 初代7シリーズとなる「E23」を発売。

1981年 BMWジャパンを日本に設立し、輸入車メーカー初の日本市場本格進出となる。

1982年 2代目5シリーズ「E28」を発売。2代目3シリーズ「E30」を発売。

1983年 ブラバムBMWで出場したネルソン・ピケが、ターボ車初のF1チャンピオンとなる。

1986年 レーゲンスブルグに新工場完成。2代目7シリーズ「E32」を発売。

1988年 3代目5シリーズ「E34」を発売。

1990年 6シリーズの後継として8シリーズ「E31」を発売。3代目3シリーズ「E36」を発売。英国ロールス・ロイス社の航空部門との提携合併で25年ぶりに航空機エンジン開発・生産に着手。

1991年 ランツフート工場にドイツの自動車として初めて廃車・解体の実験施設を稼働させる。

1994年 英国最大の自動車会社であったローバー社を買収。3代目7シリーズ「E38」を発売。米サウスカロライナ州スパータンバーグ工場稼働開始。

1996年 4代目5シリーズ「E39」を発売。Z3発売。

1998年 4代目3シリーズ「E46」を発売。

2000年 ローバー・グループ内のMINI、ライレー、トライアンフ残し売却。

2001年 BMWブランドとして新生MINIを販売。4代目7シリーズ「E65/E66/E67/E68」を発売。ハイドロジェン7「E68」は、世界初の量産型水素エンジン車となる。

2003年 5代目5シリーズ「E60/E61」を発売。

2004年 初代1シリーズ「E87」を発売。

2005年 5代目3シリーズ「E90」を発売。

2006年 3シリーズがワールド・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞。

2009年 5代目7シリーズ「F01/F02/F03/F04」を発売。7シリーズ初のハイブリッドエンジンとなる「ActiveHybrid 7」をラインナップに加える。

2010年 6代目5シリーズ「F07/F10/F11」を発売。

2011年 6代目5シリーズ初のハイブリッドエンジンとなる「ActiveHybrid 5」を発表。2代目1シリーズ「F20」を発売。

2012年 6代目3シリーズ「F30」を発売。3シリーズ初のハイブリッドエンジンとなる「ActiveHybrid 3」をラインナップに加える。

2013年 電気自動車である「BMW・i3」を発売。フランクフルト・モーターショーにて「BMW・i8」を発表。

2014年 「BMW・i3」がワールド・グリーン・カーとワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤーをダブル受賞。プラグインハイブリッドである「BMW・i8」を発売開始。

2015年 6代目7シリーズ「G11/G12」を発売。「BMW・i8」がワールド・グリーン・カーを受賞。

 

 

如何でしょうか?ベースは「BMWアカデミー」資料で説明されていた「BMWの歴史」からの抜粋が主なものとなります。

流石「BMWアカデミー」の資料というか・・・、他のBMW歴史記事では見られないエンジン形式や排気量といったマニアックな内容が含まれてますね。

元文章は箇条書きだったりする部分が多かったので、読みやすくするため文章を編集させていただいています。

BMWが航空機エンジンを作ってたという事実や、何時ごろから車を作りはじめたのか?今のモデルコードがいつから付いたのか?経営状態は順風満帆だったのか?などなど・・・

「BMWの歴史」には、BMWのうんちくがテンコ盛りですよね!!

BMWの歴史を知ることで、また一歩BMWを身近に感じられたのではないでしょうか?

それでは皆さん、また次回お会いしましょう!!